小山内真奈美(おさない まなみ)と漉磯香苗(すくいそ かなえ)はいとこ同士の小学校4年生。二人のお母さんは双子同士です。そのせいか、二人はよく双子に間違われます。いとこ、同い年、しかも顔もそっくり。とてもなかよしです。ふたりは歌をうたうことが大好きです。モーニング娘。に夢中でした。
そんな二人は、ある日、なにげなく見ていたテレビで「フライングエレファンツ」に出会います。香苗はお父さんにそのバンドのことを尋ねました。そんなこんなで「ビートルズ」を知った二人は、「自分で作った曲を、自分で演奏して自分で歌う」という行為に強く惹かれ、ユニットを作ることにしました。(まだ小さい二人には、バンドとユニットの区別もできません)ユニット名を考えているときに、思い出しました。二人はいつもいっしょに遊んでいますが、そんなとき、クラスの男子達が自分たちのことを冷やかし半分に「おーい、おさすく」と呼んでいることを。決まりました。ユニット、「おさすく」の誕生です。
二人はさっそく、楽器の練習を始めようとしました。おっと、そうです。楽器。どうしよう?。おねだりしようと値段を調べてびっくり!。ちょっと気が引けましたが、おもいきって相談してみました。すると、もう亡くなったひいおじいちゃんのはなしが!?。なんと、二人のひいおじいちゃんは、若いころバンドマンだったのです。そして90歳で亡くなる間際まで、エルビス・プレスリー(二人には、よくわかりません)のコピーバンドで大活躍していたとか?。さっそくひいおばあちゃんに連絡すると、まだ残っているので貸してくれるとのこと。ふたりは大喜び。さっそく次の休みに、お父さんの車で取りにいきます。
二人がひいおばあちゃんの家で物置を探していると、どこから入ってきたのか、黒い子猫がいます。なでようと近づくと、なんと二人は見えない力で宙に浮かんでしまいました。子猫はゆっくりと、しゃべりはじめました。(なんと?!)「俺様は、今年100歳を迎えて猫又になった。昔、平六に飼われていた猫さ。おまえ達、平六を知らないか?」「へ、へいろくって?」「あ、そうだ、ひいおじいちゃんの名前じゃない?」「なに?おまえ達、平六の孫か。」
その化け猫(猫又)は、ふたりに、もう平六が亡くなっていることを聞きます。そして、二人はこれからひいおじいちゃんが使っていた楽器を手に、世界に冠たるビートルズを目指すことを聞きます。「よしわかった!平六に恩返しできなかった穴埋めに、俺がおまえ達に協力してやろうじゃねえか!。おまえらの家に厄介になるぜ。ん?俺の名前?俺様はカオス。混沌をあらわす魔物さ。」「うん、じゃよろしくね。カオちゃん。」「こ、コラ、そんな安直な呼び方するんじゃねえ!。」
こうして、不思議な出会いをした二人と一匹。いったいこれからどうなるのでしょう???
そんな二人は、ある日、なにげなく見ていたテレビで「フライングエレファンツ」に出会います。香苗はお父さんにそのバンドのことを尋ねました。そんなこんなで「ビートルズ」を知った二人は、「自分で作った曲を、自分で演奏して自分で歌う」という行為に強く惹かれ、ユニットを作ることにしました。(まだ小さい二人には、バンドとユニットの区別もできません)ユニット名を考えているときに、思い出しました。二人はいつもいっしょに遊んでいますが、そんなとき、クラスの男子達が自分たちのことを冷やかし半分に「おーい、おさすく」と呼んでいることを。決まりました。ユニット、「おさすく」の誕生です。
二人はさっそく、楽器の練習を始めようとしました。おっと、そうです。楽器。どうしよう?。おねだりしようと値段を調べてびっくり!。ちょっと気が引けましたが、おもいきって相談してみました。すると、もう亡くなったひいおじいちゃんのはなしが!?。なんと、二人のひいおじいちゃんは、若いころバンドマンだったのです。そして90歳で亡くなる間際まで、エルビス・プレスリー(二人には、よくわかりません)のコピーバンドで大活躍していたとか?。さっそくひいおばあちゃんに連絡すると、まだ残っているので貸してくれるとのこと。ふたりは大喜び。さっそく次の休みに、お父さんの車で取りにいきます。
二人がひいおばあちゃんの家で物置を探していると、どこから入ってきたのか、黒い子猫がいます。なでようと近づくと、なんと二人は見えない力で宙に浮かんでしまいました。子猫はゆっくりと、しゃべりはじめました。(なんと?!)「俺様は、今年100歳を迎えて猫又になった。昔、平六に飼われていた猫さ。おまえ達、平六を知らないか?」「へ、へいろくって?」「あ、そうだ、ひいおじいちゃんの名前じゃない?」「なに?おまえ達、平六の孫か。」
その化け猫(猫又)は、ふたりに、もう平六が亡くなっていることを聞きます。そして、二人はこれからひいおじいちゃんが使っていた楽器を手に、世界に冠たるビートルズを目指すことを聞きます。「よしわかった!平六に恩返しできなかった穴埋めに、俺がおまえ達に協力してやろうじゃねえか!。おまえらの家に厄介になるぜ。ん?俺の名前?俺様はカオス。混沌をあらわす魔物さ。」「うん、じゃよろしくね。カオちゃん。」「こ、コラ、そんな安直な呼び方するんじゃねえ!。」
こうして、不思議な出会いをした二人と一匹。いったいこれからどうなるのでしょう???